特定非営利活動法人 わぁくらいふさぽーたー 「介護離職」問題

「介護離職」問題

平素はお世話になります。
ワーク・ライフ・バランス社会実現支援のNPO法人 「わぁくらいふさぽーたー」です。
我々NPO法人わぁくらいふさぽーたーは、様々な「働き方」について、ご支援・情報発信しておりますが、
家族の介護や看護のため、やむを得ず仕事を退職する「介護離職」も深刻な問題となっているようです。
基本的に、介護にかかる期間は約5年ともいいます。
中には10年以上という人も増えてきているようです。
このように、いつまで続くかわからない精神的な負担、
介護と仕事を背負う身体的な負担を抱え込んだまま疲弊し、会社を辞める・・
育児・介護休業法では、家族一人につき、介護状態ごとに一回、通算して九十三日まで介護休業を取得することができます。
また、要介護状態の家族が一人の場合、年に五日、二人以上なら年十日まで介護休暇を取れます。
しかしながら、
「職場に迷惑をかけられない」「制度を使ったら給料や昇進に響く」などと言った理由で休業や休暇が取得しにくいのが現状です。
また、雇用保険から介護休業給付金が支払われるものの、
無給の企業が多く、収入を考えると休業などを取得しにくい部分もあると思われます。
弊法人としましては、
「デイサービスの預かり時間の延長や短期入所を使いやすくするなど働きながら介護をする人を前提に介護サービスを見直すことも必要」と考えています。
介護が理由の離職者は毎年約10万人にも上るとみられています・・
今後も、『仕事と介護の両立に関する情報を提供』して行きたいと思います。

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